市田良夫 Profile
【略 歴】
1972 年3 月 金沢大学大学院工学研究科精密工学専攻修了後，同年4 月 東京大学研究生，
1975 年4 月 宇都宮大学助手・助教授
1993 年4 月から同大学教授（大学院工学研究科機械知能工学専攻）
2010 年3 月 同大学定年退官，同年４月同大学名誉教授，CBN&D ナノ加工研究所創設・同所長，現在に至る．
1994-95 年 英国ブリストル大学客員教授．工学博士（大阪大学）
著書：材料成形加工辞典(1989，産業調査会)，ファインセラミックスの精密加工（1990，工業調査会）など
【所属学会】
精密工学会（評議員等)，砥粒加工学会（理事，会誌編集委員長等)，日本機械学会（JSME Fellow，部門運営委員会企画委員長等)，American Society for Mechanical Engineers(ASME ， Reviewer) ， European Society for Precision Engineering and Nanotechnology（euspen）など
【受賞】
☆第19 次工作機械技術振興賞「論文賞」（1998）,
市田良夫ほか：「超微細結晶構造を有するcBN 砥粒の研削特性」，日本機械学会論文集Ｃ編，62 巻595 号, (1996), pp.1169-1175.
☆日本機械学会「研究業績賞」（生産加工・工作機械部門）（1999),
市田良夫：「超微細結晶構造を有する多結晶形立方晶窒化硼素砥粒の開発と研削加工への応用」
☆日本機械学会「フェロー」（2003），市田良夫
☆The Best Paper Award,
Yoshio ICHIDA: "Profile Grinding of High Speed Steels using Ultrafine-Crystalline cBN Abrasive Grains", Proceedings of the 4th International Conference on Leading Edge Manufacturing in 21st Century, (2007-11), pp.387-392. など
主な研究論文（2004 年度以前）
☆市田良夫ほか：CBN 砥石によるクリープフィード研削に関する研究-砥石摩耗特性-，精密工学会誌，55 巻8 号, (1989), pp.1468-1474．
☆市田良夫ほか：メタルボンドCBN 砥石の高性能化に関する基礎研究-高Sn 系メタルボンドCBN 砥石のドレッシング性について-，精密工学会誌，56 巻11 号, (1990), pp.2111-2117．
☆市田良夫ほか：ファインセラミックスの鏡面研削に関する研究－仕上面の生成機構に関する基礎的考察－，精密工学会誌，57 巻8 号, (1991), pp.1406-1412．
☆市田良夫ほか：ファインセラミックスのワンパス鏡面研削法に関する研究（第１報）－ニューメタルボンド微粒ダイヤモンド砥石の試作と鏡面研削への応用－，精密工学会誌，58 巻3 号,(1992), pp. 463-470．
☆市田良夫ほか：セラミックスの精密研削における微粒ダイヤモンド砥石の最適研削条件，精密工学会誌，58 巻6 号, (1992), pp.1065-1072．
☆Yoshio Ichida et al.: Nanotopography of Ultraprecise Ground Surface of Fine Ceramicsusing Atomic Force Microscope, Annals of the CIRP, Vol. 42/1 (1993), PP. 647-650.
☆市田良夫ほか：光学ガラスの延性モード研削表面のAFMトポグラフィ，砥粒加工学会誌，37 巻，1 号，（1993），pp. 37-43．
☆市田良夫ほか：超微細結晶構造を有する多結晶形CBN砥粒の研削特性，日本機械学会論文集，62 巻595 号（C 編），（1996），pp.1169-1175．
☆Yoshio Ichida et al.: The Development of Nanocrystalline CBN for Enhanced Superalloy Grinding Performance, Trans. of ASME, Journal of Manufacturing Science and Engineering, Vol. 119, (1997), pp.110-117.
☆市田良夫ほか：単結晶シリコンの延性モード鏡面切削（第１報）－切削モードの延性遷移挙動に及ぼす切削速度の影響－，精密工学会誌，第64 巻，第4 号，（1998），pp. 608-612．など．